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風俗のバイトと確定申告
風俗にまつわるお金の話
バイトの心得
30代や40代で風俗のバイトを始めようかと悩んでいる人の中には、本業=昼職を持っている人も少なくありません。世の中には会社帰りや休日に副業し、高収入を稼ぐ30代以上の女性も大勢います。そこで気になるのが、風俗のバイトと確定申告の関係。風俗のバイトには確定申告が必要なのか?確定申告をして昼職の会社に風俗勤めがバレないか?今回は求人情報には書かれていない、確定申告にまつわる疑問にお答えします。
風俗のバイトも確定申告しなきゃダメ?
「高収入だから確定申告をしないとダメ?」「求人内容による?」「30代になると厳しくチェックされる?」等々、風俗のバイトと確定申告の関係について考えたことはありませんか。風俗求人サイトで確定申告のことに触れている求人はあまり見かけませんが、確定申告が必要かどうかは、お店とあなたの関係によって異なります。
一般的なOLやアルバイトと同じように、お店に『雇用』されて『給料』を得ているのであれば、基本的に自分で確定申告をする必要はありません。一方、お店と『業務委託契約』を交わして『報酬』を得ている場合は、『個人事業主』に該当するため、自分で確定申告をする必要があります。求人情報には雇用なのか、もしくは業務委託なのかは書かれていないことが多いですが、お店に問い合わせれば、きちんと教えてくれるはずです。
業務委託の場合、1月か2月にお店から『源泉徴収票』という証書が送られてきます。風俗のバイトで渡されるお給料は、前もって10%の税金が差し引かれます。これを源泉徴収と言います。
源泉徴収票は、『前もってお店が10%の税金を差し引きましたよ』という証明書。この源泉徴収票や領収書を添えて確定申告することで、差し引かれた税金の一部、もしくは全額が返還される場合もあります。たとえば風俗のバイトで年間500万円稼いだ場合。500万円の10%=50万円が返還されるわけですから、非常にウレシイところです。
なお、「風俗店でバイトしていることを家族に知られたくない」という人は、お店に「源泉徴収票は必要ありません」と言っておけばOK。ただし源泉徴収によって差し引かれた税金は、1円も返還されません。
確定申告したら本業の会社に風俗バイトがバレる?
確定申告をする際、業種名を記入する欄がありますが、風俗店勤務と正直に書かなくても大丈夫。『接客業』ではなく『サービス業』と記入するのが定番です。
提出した確定申告書を閲覧するには、窓口で本人確認、もしくは代理権限の確認が行われるので、本業の会社の人が勝手にあなたの確定申告書を見ることはできません。
副業していること自体を内緒にしたいのなら、風俗のバイトで発生した住民税を会社に通知されないようにしましょう。確定申告書の住民税に関する事項に、住民税の納付方法を選択できる欄があります。『自分で納付』のところに丸を付けておけば、風俗のバイトで発生した住民税は、本業の会社に通知されません。
ただし、まれに役所側のミスで副業分の住民税の請求が本業の会社に届いてしまうことがあります。それで、風俗でバイトをしていることがバレるわけではありませんが、副業をしていることはバレてしまうので、副業禁止の会社にお勤めの方は気をつけましょう。
風俗のバイトは高収入が魅力。風俗求人サイトの求人募集を見てみると、本業より稼げる(はずの)高収入な求人が盛りだくさんです。30代以上でも大勢の女性が高収入をゲットしているわけですが、高収入がゆえに、納税額が高くなってしまうのでは…?と不安になりますよね。ならば、節税するためにも、確定申告の際には、『経費』をきちんと申告しておきましょう。
求人情報などにも記載されていることが多いですが、風俗のお仕事で使うローションなどは、お店側が支給してくれることが大半。なので、これらは経費として申告できません。ただし、お店までの交通費や仕事で着る洋服代、メイク代など、仕事で使ったお金は経費として申告できます。
もらったレシートや領収書は、必ず保管しておいてください。計算してみるとわかりますが、経費だけでもかなりの金額になるので、節税効果は絶大です!
女は30代になっても好きな洋服を着てキレイにメイクをして、おしゃれを楽しみたいもの。もう30代だからと言って諦めず、「もっとキレイになりたい!」と頑張る女性はいつまでも美しいのです。
風俗のバイトは高収入を稼ぎつつ、仕事に必要な洋服やメイクを経費にできちゃうので、毎月の洋服代やメイク代がかさみがちな人にも嬉しいメリットがあります。
賢く確定申告をして、高収入と理想の自分を実現しちゃってください♪